「忘れられないクリスマスプレゼント」

この季節になると 14年前のクリスマスの出来事を思い出します。

この年のクリスマスは忘れることができません。

当時の私は「真我」というものに出会から3年目に、真我を実現するセミナーを主催する著名な先生事務所で、職員として働き始めていました。初めは福岡から通いでお手伝いをしていましたが、3年目には職員として働くことになりました。そのため、当時福岡に住んでいましたが、4歳になる子供を連れて親子2人で東京に移り住んだのです。その年のクリスマスは、東京での生活が１０ヶ月たった頃でした。

当時の私は、自分と同じように人生に行き詰まり、真っ暗闇の中にいた受講生が、人生に光見出し歩き出すサポートをさせていただき心の奥底から喜びを感じていました。また、セミナーで、体や心・経済的な悩みが改善されていく数々の受講生を目の当たりにして、こんな世界があったのかと驚きと感動の日々でした。

真我と繋がる素晴らしさをつくづく体験しわたくし自身もさらに真我との結びつきを強くしたいと精進する日々でした。ところがあろうことか心を扱う事務所で上司からひどいいじめにあっていたのです

東京に出てくる時、親・兄弟・親戚一同に大反対（夫は別れるつもりで別居週）をされ、幼い子供を連れて身寄りのない東京に移り住み、もう戻るところがありませんでした。仕事には高い志と生きがいを感じているけれど、事務所での日々があまりにもつらくこれが心を扱う事務所のやることかと真我に向かう心が折れそうになり、何度となく目の前の上司を批判する心が出てきそうになりましたが、それでは昔の自分に後戻りするだけだと、真我を信じ続けようと藁をもすがる思いで真我との糸を離さないようしながらも今にも力尽きて溺れてしまうのではないかと思える苦しい日々でした。

ちょうど 12月がそのピークでついにあらぬ濡れ衣を着せられ会社を辞めさせられるような話になっていましたこれまで真我を信じて邁進してきたけれどここにきて本当に真我というものが居るのだろうか？いるとしたらどうして私は今こんな目に入っているのだろうか本当にもうこれ以上はがんばれないよ‥助けて‥そんなおもいで迎えたクリスマスの日、宅配が届きました。赤い綺麗なカンカンの中に美味しそうなチョコ菓子がたくさん入ったクリスマスプレゼントが届いたのです。添えられていたカードには私はもちろんですが、それ以上に私の子供思いやる優しいメッセージがありました。差出人の名前は、「あしながおじさんより」と匿名で。すぐに、前の歳に一緒に仕事をしたスタッフの方だとは察しはつきました。特に頻繁に連絡を取り合っているわけではなかったので、本当に驚きました。この一番苦しい時に、そっと見守ってくれている想いが伝わってきて、本当にありがたくやさしい心遣いに感謝で涙が止まりませんでした。

やっと出会えた人生をかけてやりたい仕事を辞めさせられることになり、もう全てを投げたしたい時でしたが、このおかげで後少し真我がを信じてがんばってみようと思えたのです。まるでお伽話のシンデレラのように事務所ではいじめが続き、受講生との接触を絶たれ掃除だけをさせられる日々でしたが、ただひたすらに受講生が真我につながることを祈りながら床を拭いたり雑用を心を込めて取り組んでいたした。

すると年を開けた途端、急に状況が一変して、これまでの全ての誤解が解けて逆に上司から土下座して謝られました。いったい何が起きたのか本当にわからないけれどシンガは本当にいた！！と言うことだけが身を以てわかりました。諦めなくてよかったと本当に良かったと思った瞬間でした。

肩身の狭い立場から、苦労を労ってもらえ、よく頑張ったものだと讃えられり、私に対する周りの反応は一変しました。この後からゆるぎない大調和の時代に入っていきました。人生のどん底から3年目、想像もしなかった幸せな生活に入っていたのです。

そして 14年経った今年、その時私と娘にクリスマスプレゼントを贈ってくれた方と久しぶりに東京でお会いしました。そのお方のご依頼で個人セッションをさせて頂きました。その後、「これまで何を勉強してきたのか、家族の愛にやっと気付いた！」と嬉しいメッセージをいただきました。その後は、家族と仲良くされている様子をご報告くださいました。14年越しにようやく恩返しができたのではないかと思っています。

これからはかつての私のような人がいたら今度は私がサンタになれればなぁと思っています。そして、今人生のどん底にいる方には、こんな経験をした私だから言えることがあります。それは「ご自分を信じて決してあきらめないで前に進んで欲しい。すると、今は想像できないような素晴らしい未来が待っている！」ということを伝えしたいと思います。この言葉を信じてくれるあなたを応援しています。